日本詳細地形図2500/25000について


日本詳細地形図2500/25000は国土地理院承認の元、1/2500(一部1/25000)の高精密な国土地理院刊行「数値地図(国土基本情報)」を元に作成したGarminGPSに格納可能な、10m(最大5m)等高線入りの地形図データです。

地形図情報に加えて、市街地でも十分に使える詳細道路情報も収録されています。

■ 約110,000ヵ所の三角点
■ 約18,000ヵ所の水準点
■ 約17,000ヵ所の電波塔
■ 約7,900ヵ所の郡市・東京都の区
■ 約6,600ヵ所の町村・指定都市の区
■ 約27,000ヵ所の信号・交差点
■ 平面状の地図データとは別にデジタル標高データを備えていますので、3次元的な地形陰影表示やルート高低差をグラフで確認する事が可能です
■ 全区画容量 約3.6GB
■ Garmin社製無償地図管理ソフトBaseCampを使用する事により、パソコンでの地図表示が可能



※注記([ ])表記の名称は、その周囲の情報を表し、実際の位置とは異なる場合があります。


●対応デバイス(日本語版のみ対応、英語版には対応しておりません)

・eTrex Touch35J
・eTrex Touch25J
・GPSMAP64SCJ
・GPSMAP64SJ 
・GPSMAP64csx
・GPSMAP66i
・OREGON 750TJ
・OREGON650TCJ2J 
・eTrex30xJ 
・eTrex20xJ
・eTrex32x
・eTrex22x
(2020/4月現在)

詳しくは【 無償インストール「日本詳細地形図2500/25000」の更新手順 】を参照ください


●PCへのインストールについて

パソコンで動作するソフトウェアは一切含まれておりませんが、デバイスをUSB接続でパソコンへ認識させる事でBaseCamp上で表示/操作する事が可能です。


一目でわかりやすい登山道

登山やハイキングなどでの使用を主としているため、登山道は太い破線でわかりやすく表示されています。
また、実際の登山道に近い表示をしています。

登山道1 登山道2 登山道3

注意が必要な崖マークなどが識別しやすい

登山で危険な崖や岩などの注意マークは、濃茶色で色分けされているので、等高線や他の地図記号とは見分けがつきやすくなっています。

危険マーク1 危険マーク2 危険マーク3

山小屋などの建物情報

登山やハイキングなどで利用する山小屋、避難小屋、休憩所などの建物情報を収録しています。拡大すると建物の形がされます。(画像は50m表示)

駒ヶ岳山頂山荘

駒ヶ岳山頂山荘

富士山頂郵便局

富士山頂郵便局

槍ヶ岳槍岳山荘

槍ヶ岳槍岳山荘

収録情報

日本詳細地形図2500/25000に収録されている収録情報の一例です。

山の総称・島・植生記号・三角点・水準点・電波塔・等深線・水深・郡市/東京都の区・町村/指定都市の区・信号/交差点・踏切・一般施設・公共施設・博物館・病院・記念碑など

スキー場

スキー場/リフト

発電所

発電所/電波塔

水面標高

等深線

国の機関

地方/国の機関

指定公共機関

公共施設

病院

保健所/病院

縮尺別表示例

300m表示を100mに拡大した表示例です。

山小屋300m

300m

川300m

300m

等高線300m

300m

山小屋100m

100m

川100m

100m

等高線100m

100m

デバイス表示例

OREGON 650TCJ2の表示例です。
※デバイスによっては表示が異なる場合があります。

山小屋300m

120m

川300m

120m

等高線300m

80m

山小屋100m

50m

川100m

50m

等高線100m

50m

地図を回転させても文字の向きはそのままに

地図上の文字を図形化していないので、進行方向をノースアップにしてもトラックアップにしても、地図だけが回転して文字はそのまま正しい向きを表示します。拡大縮小の際も文字は一定のサイズを保っているので、画質が落ちてぼやけることもありません。

常に北向き表示するのではなく、自身の見やすい方角を自由に変更することができます。

  • 阿蘇山PC
OREGON 650TCJ2の表示例
阿蘇山OREGON750T 阿蘇山OREGON750T

最寄りの登山道を表示する登山道ルーティング

現在の登山口から目的の山頂を指定すると、距離優先の自動的にルートを表示します。
九十九折やジグザグの登山道も考慮した全体距離が確認でき、その間の高低差もグラフで表示可能です。

道路情報と市街地図

地形図情報に加え、信号機、交差点、政令指定都市の区、市区町村名などを収録しています。拡大しても建造物の形や道路が確認できるほどの詳細道路情報も収録されています。
市街地でも登山道同様、現在地から目的地を指定するとルーティング機能がお使い頂けます。(※一方通行や歩道、車道など交通規則に沿ったルーティング機能とは異なりますのでご注意下さい)

ルートやルートデータの管理が可能

GARMIN社から無償提供されている地図管理ソフト「BaseCamp」(Windows版)を使用する事により、本製品の地図データをパソコンの画面に表示する事が可能です。

「BaseCamp」にルートが保存されている場合、ポインターをルートに重ねると高度やコースタイム、次のポイントなどを確認することが出来ます。

さらにプロパティの「グラフ」上でポインターを動かすと人アイコンが表れます。これによってグラフ上の現在地はルート上のどこか、ルート上の位置はどのくらいの標高かなどを簡単に知る事が出来ますので、登山に行く前の下調べはもちろん、登山から帰って来た後も楽しくルートの管理ができます。

※地図表示時には本製品が大容量記憶装置としてWindows/MacOSに認識されている必要がございます。