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GPSについての基礎知識

登山でのGPS利用

なぜ登山に専用GPS端末が必要か?

・GPS端末が普及していない時代の登山者はどうしていたの? 

今や山ガールなどと呼ばれる女性たちの登山者グループが現れるほど、登山は私達の身近な物になってきました。
カラフルでファッション溢れるアイテムを持ち初心者が楽しめる山登りを行われたり、
一方は昔ながらの登山ファッションで登山地図にコンパス、さらには登山用GPSなど最新アイテムを駆使し本格登山に生きがいを感じられている方々まで、多種多様な楽しみ方で登山に向き合われている現代ですが、アナログな時代、つまりは最新の登山GPSなどが現れるまでの登山者の皆さんはどのように厳しい登山を克服していたのでしょうか。

登山用の衣服・登山靴、ザックやザイル、さらに無くてはならないアイテムとして、登山用地形図+コンパスがあります。
十分事前に登山用地形図から当日から帰りまでのルートを作成/把握し、高度な地図読み技術を駆使しつつながらアナログアイテムで
ルートをキープし、自分達の経験・技術だけを頼りに山里に戻って来られるという今以上に厳しさがそこにはありました。 


・GPS端末が普及してる今は? 

IT技術が発達して人々を豊かにしている現在では、その恩恵を享受するためのあらゆる製品が登場しています。

登山においては現在ポイントを知り、さらには地形図をモニタリングしながら現在ポイントが判るような、便利な登山向けのGPS端末が普及してきております。
登山向けGPS端末の代表メーカーとしてGARMIN社(ガーミン)がありますが、地形ポイントがある程度判れば後は地形図からルートと照らし合わせて活用されることが多い「eTrex」シリーズ、GPS端末に地図表示機能を最大限活用させることで、さらに簡単にGPSを利用されるための「GPSMAP64」シリーズなどがありますが、
GPS端末はただ登山時の現在ポイントを確認・サポートするためではなく予め登山ルートを作成し、そのルートに沿って移動しているかのサポート、パソコンと接続して移動したポイントのログを保存、後から確認したりする機能を盛りだくさんに備えています。
そんな便利な機能を有することが認められて現在では数多くの登山を楽しまれる皆様に同製品をお使い頂いております。

余談になりますが、最近我が日本も観測衛星の”みちびき”を打ち上げるなどGPSを巡る技術革新の波は日々進化の一途を辿っています。 
GPS製品も多様性に富んで、登山・トラッキング向け製品、ジョギングを楽しまれるランナー向けのウォッチタイプ製品、 さらにはサーフィンに特化したサーファー向け製品などさまざまな製品が次々と市場に登場しています。 


・スマホのGPSじゃ駄目なのか? (スマホとGPS専用機との違い解説) 

皆さんから疑問のひとつで「スマホのGPSで事足りるんじゃないの?」という声を伺うことがあります。

結論から申し上げて、登山には登山向専用GPS機器が一番最適です。

今のスマホのGPS機能も大変優れていて、GPS-MAPのソフトのバージョン・端末での設定にも依りますが、簡単な移動ログを採ったり、音声ナビを備えていたりします。
スマホ用のGPSアプリ「ジオグラフィカ」など登山用に作られたものもありますので、かなり進化はしていると思います。

やはりハードな登山での活用を目的とするならば、「餅は餅や」の言葉の如く、
専用機器ならではの痒いところに手が届く細やかな仕様設計が成されています。
厳しい環境下での使用を考え設計されており、堅牢性や登山向け独特の細かな作り、電源も乾電池でもOKというアドバンテージを兼ね備えている点を考慮するとやはり専用機器が最適かと思いますが、如何でしょうか? 



●今後のGPSの方向性 



・どんな機種・機能がトレンドなのか 

今後は多彩な機能が盛り込まれた製品が出て来るものと想像します。
今でも一部ありますがカメラ機能が付いた製品。
スマホがこれだけ普及し、スマホの軽やかなUI(ユーザーインターフェース)とつい比べたくしまうものです。
画面がタッチパネルにも対応し、モニターも大きめで外でも見やすい、人に優しい製品がこれから多く市場を賑やかすのではないでしょうか。
またブルートゥースなど無線でGPS端末とタブレット端末と連動させ、山の中でも使い勝手の良いメイン機種として多く出てくるでしょう。 

・便利アイテムの紹介 

登山用GPS機器に限らず、モニターを保護する保護フィルムは必須アイテムのひとつです。
現在は衝撃から機器を守ることに特化したタイプ、画面フィルムに傷が付いても自己補正してくれるタイプ、どちらにも特化してはいないが衝撃もある程度緩和し、フィルムにも傷がつきにくいマルチタイプと、お好みに合わせた保護フィルムが用意されています。
機種ごとにモニターサイズや形が異なりますので、お手持ちの機種に合わせたものを選ばれる必要があります。

GPS本体のホルダーも有ると便利なアイテムのひとつと言えます。
機器全体をカバーしてくれるタイプにカラビナ付きのものや、腕・腰にホ-ルド出来るタイプとさまざまなタイプが用意されています。

●終わりに



 ・登山とGPSの親和性
    
前段で述べた通りに、今や登山にはGPS端末は欠かせないものひとつとなりました。
ルートから外れて道迷いを起こした時に頼りになることは間違えありません。
すでに山登りのベテランと呼ばれている登山愛好家の方もこれから登山を楽しんで見ようかな?と思っている登山ビギナーの方もそれぞれご自身に合ったタイプのGPS端末をご用意されて、素晴らしいな登山ライフを楽しんで頂きたいと思います。

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GARMIN(2015年発売)
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